メリット・デメリット

月額2,000円〜4,000円（運営会社やコースに異なる）で、何本でもソフトをレンタルすることができます。配送の送料はもちろん、返却の送料も予め切手が貼ってある袋が同封されているため無料です。

オンラインDVDレンタルはレンタル期限が決められていないので、いつまでも借りられ、好きな時に返却することができます。延滞料もかかりません（ただし、返却しなくては次のソフトは配送されません）。

レンタルビデオ店でのレンタルDVDは今や珍しくはなくなってきました。しかし、TUTAYAなど特にDVDに力を入れている店以外では、ビデオに比べると在庫が少ないことがほとんどです。その点、オンラインDVDレンタルの場合はどの運営会社も在庫が 5000タイトル以上 ととても豊富です。

レンタルビデオ屋が家の近くや通勤、通学などの途中に無くても、オンラインDVDレンタルの場合は郵便受けに配送されますし、返却はポストに入れるだけです。また、場所は日本全国どこでも可能です。
極端な話、病院に入院していてもポータブルDVDプレイヤーさえあれば利用することが可能です。

レンタルビデオ店では見たいソフトを見つけるのに苦労することがよくあります。さらに扱っていないことも多々あります。オンラインDVDレンタルの場合は、ジャンル別や俳優、監督の一覧、検索などから簡単に探すことができます。

レンタルビデオ店の場合は、パッケージの裏の説明書きくらいしか、参考になるものはありませんが、オンラインDVDレンタルの場合は、他人の感想やランク付けを参考にすることができます。また、場合によっては自分好みを作品を推薦してくれる仕組みがあるレンタル会社もあります。
もちろん、その場で他のウェブサイトから評価を調べることもできます。

忙しくてレンタルビデオ店で探してられないような場合や、育児がいて長時間留守することができないような場合でも、オンラインDVDレンタルの場合、ポストまで行く時間さえあれば利用することができます。また、モバイルに対応しているレンタル会社を選べば、通勤電車の中から携帯電話などを使い、レンタルしたいソフトを選ぶこともできます。

通常のレンタルビデオ店では一度に何本でも借りることができますが、オンラインDVDレンタルでは、一度に借りられる枚数が決まっています。借りられる枚数はレンタル会社や契約コースによって異なりますが、通常は2枚、多くても5枚程度です。

1枚も借りなくても、20枚借りても、定額料金が毎月、クレジットカードから自動的に引き落とされます。延滞料金無しと油断していると、1本が高いレンタル料金になってしまいます（それでも、レンタルビデオ店の延滞金に比べれば微々たるものですが）。

レンタルビデオ店でDVDやビデオを借りた場合は、帰って直ぐに見ることができますが、オンラインDVDレンタルの場合は、注文から家に着くまで1日〜3日程度かかります。
同じ期間と枚数、例えば普通のレンタル1週間4作品とオンラインDVDレンタル2週間2サイクル では普通のレンタルの方が一度に選べる幅が広いです。

レンタルビデオ店でも新作はなかなか借りられないことがありますが、オンラインDVDレンタルの場合、さらになかなか借りられない傾向にあります。新作も延滞料金がかからないため、レンタルビデオ店よりも回転が遅く、ウォッシュリストの上位に入れてもなかなか届かないことがよくあります。

詳しくは「料金モデルケース」にて扱っていますが、オンラインDVDレンタルは、定額料金なので借りれば借りるほど、1本あたりのレンタル料を安くすることができます。しかし、1度に借りられる枚数は決まっており、さらに配送の時間を計算すると、普通のレンタルより得をしたい場合は、かなりタイトなスケジュールになります。 人にもよると思いますが、ゆったり観て、普通のレンタルビデオ店利用の料金と同額程度になるのではないでしょうか。

多くのレンタル会社では、支払いがクレジットカードのみとなっています。高校生以下やクレジットカードを持っていない人は入会することができません。 （ぽすれんのみ、コンビニ決算と郵便振替も可能）

会員登録やウォッシュリストへの追加は通常、SSLという暗号技術によって通信されるので、漏洩の可能性は非常に低いです。ただし、システムの不具合で個人情報やレンタル履歴などが流出する可能性はあります。これは、クローズなレンタルビデオ店より、インターネットというオープンなオンラインDVDレンタルの方が危険性が高いと言えるでしょう。 ただし、既存のレンタルビデオ店においても、レンタル履歴などは往々にして外部に流出しているので、とりわけオンラインDVDレンタルが危険というわけではありません。