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DVDソフトの取り扱い方法あなたはどのようにDVDを取り扱っていますか?購入後にパッケージから力任せに引きはがしたり、表面をさわってそのままにしておいたり、DVDプレイヤーの上などに置いたりしていませんか。このような扱いをすると、今は大丈夫でも、5年後、10年後には見られないかも知れません。 ディスクメディアの劣化
CDやDVDなどの光ディスクはテープやレコードなどとは異なり何度見ても劣化しない半永久的な媒体と言われることがあります。しかし、本当に10年後や30年後に問題なく再生することができるのでしょうか? 曲げないようにする
基本的なことのように見えるかも知れませんが、最も重要なことです。DVDは基本的に2枚の板を接着剤で貼り付けて1枚のディスクにしています。曲げることによって、その接着剤が剥がれることがあります。曲げたすぐ後や、数ヶ月間は影響がないかも知れません。しかし剥がれた隙間から空気が入ることで、データを記録している面が腐食することがあります。数ヶ月、もしくは数年かけてジワジワと進行します。 熱の変化の激しい場所には置かない
金属は熱変化に弱いです。DVDの記録層は薄い金属でできています。熱変化が激しいとその影響を受けることがあります。自分は大丈夫と考える方が多いのですが、DVDプレイヤーの上に置いたりしていませんか?DVDプレイヤーやアンプなどが収納されているケース内に置いたりしていませんか?意外と熱変化が大きいです。 表面を持たない。汚れたら拭き取るDVDは中央か側面だけを持つようにして、表面を持たないように心がけましょう。指紋などで汚れてしまった場合は、収納する前に拭き取って起きましょう。これらにカビが発生することがあります。カビは根を生やします。DVDのディスク表面の素材、ポリ・カーボネイトも例外ではありません。1度発生してしまった場合、研磨などしても修復することはほとんど不可能です。 DVDは必ずDVD用のケースで保存する
CDとDVDはサイズも同じですので、同じように保管することも少なくないでしょう。DVDをCD用のケースで保存することもあるかも知れませんが、それは避けたほうがいいでしょう。 立てて保管する前項の「曲げないようにする」に関わるのですが、ディスクを横にして保管すると重力の関係でどうしても反ってしまうことがあります。短期間(数ヶ月)ならともかく、数年のスパンでは影響を受ける可能性があります。DVDは小さいので影響はそれほど大きくありませんが、DVDのパッケージはCDのそれとは異なり中央のみで支え、側面は宙に浮いているので、CDよりかは影響を受けやすいです。 |
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